松中信彦が引退会見、平成唯一の三冠王に王貞治会長もコメント | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

松中信彦が引退会見、平成唯一の三冠王に王貞治会長もコメント

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福岡ソフトバンクホークスを退団し、自由契約となっていた松中信彦が3月1日に引退会見を開いた。昨季限りで慣れ親しんだホークスのユニフォームを脱ぎ、所属先を探していたが獲得に乗り出す球団は現れなかった。

松中は2004年に打率.358、44本塁打、120打点で三冠王を獲得。プロ野球史上この記録を達成したのは7人しかおらず、平成に入ってからは唯一の達成者だった。

同日ソフトバンクの王貞治会長もコメントを出し、「彼の【振る】姿を見て数多くの若手選手が育っていき、それは今もなお継承されています。皆様、何事にも前を向いて進む松中信彦をこれからも応援いただきますようお願いいたします」と松中の今後の活躍を祈った。

松中の引退にファンからは、「平成唯一の三冠王はすごい。晩年はともかく全盛期は名選手だった」「王さんの言葉はありがたいな」「最後は残念な形になったけれど、全盛期は本当に怖いバッターだった」「ひとつの時代の終わりを感じる」など在りし日を想うコメントが多く寄せられているほか、「メジャーみたいに1日契約してホークスで引退とはいきませんか?」「引退試合なんとかならないですか?」といった声も出ている。

松井秀喜氏がニューヨーク・ヤンキースと1日だけ契約を交わし、ヤンキースタジアムで引退セレモニーを行ったように、松中にも功労者として何らかの特別措置をと臨むファンは少なくない。


《岩藤健》

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