前日の試合で昨季Jリーグ王者のサンフレッチェ広島が逆転負けを喫し、FC東京も敵地で全北現代(韓国)に敗れた。昨季に続いて日本勢は未勝利スタートの危機。それを打ち破ったのは前半8分、武藤雄樹のゴールだった。梅崎司のクロスから、こぼれ球を蹴り込み先制点をもたらす。
浦和は同39分、CKの流れから槙野智章がオーバーヘッドシュートで追加点を狙うが、ボールはゴール手前でDFにカットされリードを広げることはできなかった。
早い時間帯に追いつこうと攻勢を強めるシドニー。だが浦和はGK西川周作の好セーブもあり、ゴールラインを割らせない。そして後半20分、興梠慎三がエリア内で倒され獲得したPKを自ら決め、待望の追加点が入った。
その後もシドニーの猛攻を受けたが、西川が相手の強烈なシュートを弾き出し、浦和はクリーンシートでACL初戦に勝利。
優勝した2007年以来の白星発進にファンからも、「このグループは厳しいから、ホームでしっかり勝てたのは大きい」「取りあえず勝ち点3取れて何より。次ぎも期待してる」「第1節全滅は避けられて良かった」「広州恒大が引き分けたから、浦和がグループ首位だ」など喜びの声が聞かれる。
グループHは、4チーム中3チームがACLの優勝経験を持つ強豪ぞろい。初戦勝利の勢いで浦和は"死の組"を突破できるか。
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— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2016, 2月 24