ソフトバンクの工藤公康監督が2月9日、キャンプ初となる打撃投手を務めた。アーリーワークで自ら打撃投手をかって出た工藤監督。ふたりの打者を相手に20分間も投げ続け、計150球を投げた。
球数が多かったことに対して、「あれぐらいなら1時間くらい投げられる」と余裕の表情。現役時代さながらの体力をアピール。往年の投球フォームからキレのある球を披露していた。
これに対してファンからは、「引退してからあまり経っていないとはいえ、さすが。でも、監督が打撃投手とか打つ方は緊張するよな」「選手とコミュニケーションをとる意味でも、選手のことを知る意味でも効果的だと思う。こういう時に投手出身の監督の良さが出る」「工藤監督は今も体を鍛えてそうだな」などさまざまな声が寄せられていた。
選手と積極的に交流し、距離感が近いことも工藤監督の長所だ。
《浜田哲男》
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