五郎丸選手の「"今"を変えることで、はじめて未来を変えることができる」というラグビーに対する精神に、シチズンは共感したという。"今"を大切にする意識はどういったところから芽生えたのか。五郎丸選手が答えた。
「ヘッドコーチのアドバイスを受けて自分の意識は変わりました。若い時は変に格好つけて、"何歳までになにを達成しよう"ということを思って生きていましたが、なにひとつ達成できなかった。そんな時ヘッドコーチが『先を見てもしょうがないんだ。シンプルに、今という瞬間を大切にすることが、自分の目標を叶える一番の近道なんだ』と言ってくれた」
と過去を明かした。関連して投げかけられた「今変えたいものはなにか」というテーマに対して、五郎丸選手は「ブーム」とパネルに記入した。
「ブームは一過性のもので、すぐ去ってしまう。2019年にはラグビーワールドカップが日本で開催されます。ラグビーを日本にしっかり根付けて、なくてはならない競技にしていきたい。その変化に自分がなにか力を加えられるように、これから海外に行ったり、日本でラグビーを続けていく中で、自分で変えることができるものは少しずつ変えていきたい」
五郎丸選手、記者発表会にて pic.twitter.com/CO7SAGSMg4
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2016, 2月 2