テニスの全豪オープンは1月22日、男子シングルス3回戦が行われた。第7シードの錦織圭は、第26シードのギリェルモ・ガルシア=ロペスと対戦し7-5、2-6、6-3、6-4で勝利。全豪オープン5年連続の4回戦へ駒を進めた。
前半はサーブに苦しんだと話す錦織。その言葉通り第1セット、第2セットはサーブで主導権を握れず苦労したが徐々に調子を上げてくる。第3セットはゲームカウント3-2から第6ゲームでブレークに成功。その後はサービスゲームをキープしてセットカウント2-1とした。
第4セットはファーストサーブの確率も上がり、第3ゲームをブレークすると最後は第10ゲームをキープして勝利。ベスト16一番乗りを果たしている。
試合後の錦織はインタビューに応え、「相手もサーブが良く、なかなかリズムに乗れずタフな試合になった。苦しんだが最後は振り切れた。最終セットまで行かずに勝てて良かったです」と話している。
4回戦へ勝ち進んだ錦織にファンからは、「危ないかと思ったけど持ち直して勝てて良かった」「メディカルタイムアウト取ったあとから凡ミス増えて、棄権もあるかと思ったが勝ててよかった」「ちょっとヒヤッとしたけど順当勝ち。次は強敵が来る可能性大なのでリカバリーがうまく行くといいな」「メディカルタイムで心配したけど、3、4セット素晴らしかった」「手首の調子が心配ではありますけど、ベスト16おめでとうございます」などの声が寄せられている。
試合途中に右手首を気にする素振り見せ、メディカルタイムアウトも要求した錦織。試合後は手首の状態を聞かれ、「治療を受けたので大丈夫です」と答えていた。
《岩藤健》
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