テニスの全豪オープンは1月19日に男子シングルス1回戦が行われた。第5シードのラファエル・ナダルはフェルナンド・ベルダスコと対戦し、6-7、6-4、6-3、6-7、2-6で敗れた。ナダルが全豪初戦で敗れるのは初。
四大大会で通算14度の優勝を誇るナダル。昨シーズン前半は苦しんだが、後半に立て直し、ランキングも10位から5位まで戻し2016年シーズンの逆襲が期待されていた。しかし、この日のナダルは立ち上がりからショットが浅く、ベルダスコに先にセットを取られてしまう。
ナダルは第2、第3セットを連取して逆転するが、第4セットを落とすと最終セットもベルダスコに奪われ敗れた。敗因についてナダルは、「第1セットを落としてベルダスコを調子づかせてしまった」と振り返った。
昨年と違い今年は練習、試合とも調子が良い状態で来ていたと話すナダル。初戦敗退に「厳しい敗戦だ。だけど自分にできることはやってきた。今日は僕の日じゃなかった。でも、前へ進み続けるしかない」とコメントしている。
早くも起きた大波乱にファンからは、「ナダル敗退はつらい」「今大会1の波乱」「ナダル初戦敗退が衝撃的すぎる」「ベルダスコがナダルよりも調子よかったし、勢いがあった」「相手がベルダスコとはいえナダルが初戦で敗退するとは思わなかった…」など予想してなかった結果という声が多い。
《岩藤健》
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