村田は高砂部屋へ、大波は荒汐部屋に入門する。会見には師匠となる高砂親方、荒汐親方も同席した。
村田は三重県志摩市出身。金沢市立工業高校を経て同大学に進んだ。181cm、161kgと恵まれた体格を持ち、得意技は突き押し、寄りだという。
高砂部屋を選んだ理由は、「地元三重県の先輩がいるのでお互い切磋琢磨し、強くなりたいと思い、高砂部屋への入門をきめました」と村田。「まずは大相撲の世界に馴れて、1つでも上に上がれるように頑張りたいです」と意気込みを示している。
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念願の角界入り…意気込みを語る両者
三代続く相撲一家で育った大波は、福島県福島市出身。松韻学園福島高校から同大学に入学。身長180cm、体重は115kgとプロとしては小柄だが、右四つ、出し投げを得意として前に出る相撲が持ち味。
幼いころから相撲が身近にあり、憧れがあったと大波。角界入りを決意するに至るまで、体が小さいことで迷いもあったが、昨年の全国学生相撲選手権団体での優勝のほか、個人でも準優勝したことで付出資格を得たこと、近年の小兵力士の活躍もあり自信がついたそうだ。
「少しでも早く関取に昇進できるよう、稽古に精進していきたいと思います」と抱負を語っている。
ふたりは3月12日に初日を迎える大相撲春場所でデビューする。