バイエルン・ミュンヘンを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、自身の去就がイングランドを騒がせていることについて、「そのような意図はなかった」と謝罪した。
グアルディオラ監督はバイエルンとの契約を更新せず、今シーズン限りで退団すると発表している。その後に開かれた会見では、イングランド・プレミアリーグ行きを希望していることも認めた。
グアルディオラ監督のイングランド行きは以前から噂されていたが、本人が正式に認めたことで英国メディアの報道も過熱している。ビッグクラブで指揮を執る監督たちにとっては、落ち着かない状況だ。
イングランドを騒がせていることに対し、「選手や監督としてのキャリアの中で、私はいつも同業者を尊重してきた。誰にも迷惑をかける意図はなかった」と会見で説明した。
こうした謝罪と説明は、もっぱらマンチェスター・シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督に向けられているというのが英国メディアの見立てだ。だがペジェグリーニ監督は、グアルディオラ監督の謝罪は気にしてないとしている。
「私は何も気にしていないし、私に向けてのものではないと思う。だから何も言うことはない。3週間か4週間前にも言ったが、私は未来のことを心配はしていない」
《岩藤健》
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