セリエAは1月6日に第18節が行われた。日本代表DF長友佑都の所属するインテルは、アウェーでエンポリと対戦し1-0で勝利。長友は4戦ぶりの先発でフル出場を果たしている。
ナポリ、フィオレンティーナと勝ち点1差で2016年を迎えたインテル。首位キープには勝ち点3が必要な一戦だが、敵地で序盤から劣勢に立たされてしまう。好調エンポリの猛攻を、インテルはGKサミル・ハンダノビッチの好セーブもあり、何とか無失点で切り抜ける。
試合が動いたのは前半46分だった。インテルのイヴァン・ペリシッチが左サイド深くまでドリブルで侵入し、中央に走り込んでいたマウロ・イカルディへパス。これをイカルディが押し込み前半終了間際にインテルが先制した。
後半もエンポリの攻撃に苦しめられたインテルだったが、ハンダノビッチが引き続き好セーブを見せ無失点で切り抜ける。前半アディショナルタイムに奪った1点を守り切り、インテルが2016年の初戦を制した。
先制ゴールのイカルディは試合後、「スクデットについて口にするのは、4月を過ぎてからだ。僕たちは誇りを持ってプレーし、根性を見せて勝利した。それが大事なことだね」と話している。
《岩藤健》
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