【南日本グルメライド】~番外編~ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【南日本グルメライド】~番外編~ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年

オピニオン コラム
【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
  • 【南日本グルメライド】ご来光登山で高千穂峰へ…山頂で向かえる新年
2016年、初日の出を拝みたい一心で高千穂峰に登ってきました。山行の記録を楽しんでいただけたらと思います。

写真好きの仲間と合流し、元旦の午前3時半に高千穂河原から登頂開始。スタート直後はヘッドライトをつけて歩いてたものの、森林限界に至った辺りから月の光で歩ける程になってきました。

■重いザック、重い足取り

月明かりがあり、風もさほど強くなく、予想より寒くない。夜間でも登りやすい天候です。しかし、体が思うようには動かない。足取りが重い…。

毎度の登山のときより、三脚、一眼レフカメラ、雲台をザックに入れてるため、そのぶん重くなり常日頃より当然キツい。そう思ってたら前に進まない。さらに馬の背の急坂がキバをむきはじめます。

一歩一歩踏み出そうとしても砂で進まず、1574mとそれほど高い山ではありませんが脚にきます。登頂開始から一時間半後、やっと馬の背を越えました。越えたとたん頭上に星空が広がり、「深夜から辛い思いして登ったかいがあった!」と心から感じた瞬間でした。


高千穂峰から見た夜景

いつもよりザックは重いのでこまめに休憩をとりながら山行を続けていても、星空を見れば疲れは一気に体からふきとびます。後方を振り返ると登山者のヘッドライトの列が夜景を織りなし、登山道も綺麗な光景でした。

■2016年の初日の出

午前5時40分、高千穂峰へ登頂しました。麓には近隣の街の灯りが広がり、避難小屋の周りは初日の出を拝みたい登山者であふれていました。すぐに三脚を用意し、撮影に備え防寒具を活用します。

今までの登山の中で初めて「これでもか!」というほど重ね着をしました。いくら温暖な天候とはいえ、山頂は氷点下近くの気温。汗冷えに備えて防寒しないといけません。

午前7時10分。待ちに待った日の出です。眼下には雲海が広がり、日光が雲海を白く染め上げ、刻々と太陽は水平線から頭を出してきます。迎えた新年、元旦に初日の出を高千穂峰で拝めたことは誠にめでたいです。

日の出をすぎて太陽が朝日となった時、登頂直後は見えなかった南九州の山々を一望できる大パノラマを見ることができました。

夜間から山行開始して、日の出前に登頂する朝駆け。初めてやってみたのですが、太陽が昇る瞬間を山頂で見るすばらしさ、日の出前の星空、山頂で食べるラーメンを堪能した正月でした。みなさんも来年の年明けにトライしてみてはいかがでしょうか?
《上水流晋》

編集部おすすめの記事

page top