試合前の時点でグループF3位だったアーセナル。2位オリンピアコスを逆転するには2-0、または3-2以上の勝利が必要だった。序盤はホームのオリンピアコスが攻勢に出るも、フィニッシュで精度を欠き決まらない。逆に苦しい時間帯をしのいだアーセナルは前半29分、メスト・エジルのパスから左サイドに抜け出したアーロン・ラムジーがクロス、これにジルーが頭で合わせ先制点を奪った。
アーセナルは1点リードで折り返した後半4分、ジョエル・キャンベルのパスからまたもジルーが決め、決勝トーナメント進出に必要な2点目を奪う。この失点で焦りが生まれたオリンピアコスは次第にミスが増え始め、後半22分に相手のハンドで得たPKをジルーが決め3-0と突き放した。
このまま試合は終了し、アーセナルは大逆転で16年連続の決勝トーナメント進出を決めた。この結果にサッカーファンからも、「アーセナルやばい!最終戦で逆転決勝トーナメント出場とかドラマかよ」「ジルーかっこよすぎ。これだからアーセナルはやめられない」「故障者続出の中での奇跡だ!」「さすがにアーセナルの帳尻合わせ力には笑うわ」「強いのか弱いのか分からん」など驚きの声が挙がっている。