J3降格の大分トリニータ、柳田伸明監督が辞任 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

J3降格の大分トリニータ、柳田伸明監督が辞任

スポーツ 短信
大分トリニータ公式サイトより
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大分トリニータは12月7日、柳田伸明監督の辞任を発表した。今年7月から監督に就任した柳田氏は、J2で低迷するチームの立て直しを託されたが6勝9分け11敗と苦戦。6日にはJ3リーグ2位の町田ゼルビアと入れ替え戦を行い敗れた。

J1経験クラブとして、史上初となるJ3降格。その責任を取って辞任することになった柳田氏は、クラブを通じて「厳しい戦いのなか、最後までチームを応援していただいた皆様には、期待を裏切ることになってしまったことを心よりお詫び申し上げます」とコメントした。

柳田氏の辞任発表にファンからは、「責任取らなきゃいけない立場なのは分かるが、本当に変えなきゃいけないのはフロントだろ?」「いろいろと問題山積みだな」「じわじわと落ちていくことはあるけど、J1から短期間でJ3はない!監督だけの責任じゃないはずだ」「次の監督は一からチームを作れること強調して呼ぶしかないな。実際それくらいしかアピールポイントないだろ」「そもそも何で強化・育成部長が監督やってんだよ」などの声が挙がっている。

かつてはナビスコ杯も制したトリニータ。だが今シーズンは田坂和昭監督の解任に踏み切ったあと、監督候補3人と交渉するがいずれも話がまとまらなかった。緊急事態に柳田監督を就任させ対処したが、そんな状態で生き残れるほどJ2は甘くない。
《岩藤健》

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