ラグビーワールドカップ(W杯)で日本に史上初の1大会3勝をもたらしたエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)が11月2日、日本外国特派員協会で会見を行った。
ジョーンズHCは2019年W杯を自国で迎える日本代表には、経験豊かな指導者が必要だと訴えた。
「経験がなくてはいけない。勝つ方法を知っている必要がある。協会と一緒に働ける素質も必要だ。ホームチームのHCのプレッシャーというものは、想像を絶する。豊富な経験から指針を示さなければならない。負のループから抜け出すために過酷な環境の中、どうやってチームをコントロールするか理解しているべきだ」
そして次回2019年W杯で、日本は準々決勝進出を義務づけられるが、それは決して簡単なことではないと語った。
「2019年の日本はホームチームになる。次の日本代表への期待は準々決勝進出だ。それはとても難しいことだ。我々は3勝したが成し遂げられなかった。準々決勝進出を保証するためには全勝しかない。ティア1(世界のトップグループ)2チームに勝利する必要がある。これが日本に課せられた現実だ」
ジョーンズHCは4日朝、スーパーラグビーのストーマーズで指揮を執るため、日本を離れた。
《岩藤健》
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