エディー・ジョーンズHCから、ラグビー日本代表に最後の言葉 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

エディー・ジョーンズHCから、ラグビー日本代表に最後の言葉

スポーツ 短信
ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ 参考画像(2015年9月21日)
  • ラグビー日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ 参考画像(2015年9月21日)
ラグビーワールドカップで日本代表は1次リーグ3勝1敗の成績だったが、惜しくも目標としていたベスト8には届かなかった。だが初戦で南アフリカを破り、史上初めて一大会で2勝以上を挙げた日本に、世界中のラグビーファンから惜しみない声援と拍手が贈られた。

試合後の会見でエディー・ジョーンズHCは、「今日は少し変な気分です。次の試合に向けて準備をしない朝というのは、変な感じがしました。今朝どのくらいぶりか分からないくらい、久しぶりに妻と朝食を食べました」と、代表HCとしての仕事が終わった達成感と安堵をにじませていた。

エディージャパンで主将を務め、チームをまとめたリーチ・マイケルは「エディーさんは特にこの4年間、日本のラグビーに熱を持って指導してくれました。それは本当に4年間で伝わりました。どれだけ勝ちたいか、そういう姿勢を選手に見せてくれ、自身も努力して本当に自分の身体がボロボロになるまでこのチームを強くした」と、今大会で退任するジョーンズHCに感謝の言葉を述べた。

エディー・ジョーンズHCのコメント
「9位のチームとして終えたことは日本にとって偉業だと思う。リーチ主将をはじめリーダーシップグループ、そして選手たちの功績だと思います。W杯でのパフォーマンスは、ずば抜けて素晴らしいものでした。ラグビーの質、野心、情熱、そして見せた勇気。それらは今後の日本のラグビーに貴重なレガシーとして引き継がれていくでしょう。新しいファンや子どもたちに刺激を与えたことも、素晴らしいレガシーとなるでしょう」

「新しいヒーローが日本には誕生しました。どのヒーローもハードワークを続けることが必要です。そうすれば成功が続くでしょう」

《岩藤健》

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