Jリーグは10月17日に2ndステージ第14節が行われた。清水エスパルスはベガルタ仙台とホームで対戦し、開始4分で失点すると最後まで取り返せず0-1で敗れた。この結果により清水は、クラブ史上初のJ2降格が決定した。
試合開始後すぐCKからハモン・ロペスに頭で入れられ、清水は出鼻を挫かれた。後半に入ると積極的な選手交代を繰り返し、何とか自分たちのほうへ流れを引き寄せようとする。だが押し込む場面は作っても最後のところで決まらなかった。
清水は発足1年目からJリーグに名前を連ね続けたクラブの一角。歴史あるチームの降格にファンは、「ここ2、3年の結果や戦力からしたら、いつ降格するかって感じだったけどな」「ジュビロ磐田に続き清水エスパルスもJ2降格決定ですか。サッカー王国静岡もう昔の話なんですね」「またチームを立て直して這い上がってきて欲しいな」「今年だけでなく、ここ数年の迷走が積み重なった結果」などの声を寄せる。
清水は昨シーズンも最終節でJ1残留を決める危機的状況だった。だがオフの補強では目立った動きを見せず、上積みがないまま今シーズンを迎え心配されたとおりの降格劇。クラブとしての取り組みに怒りをぶつける声も聞かれた。
《岩藤健》
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