全米オープンテニスは9月11日、男子シングルス準決勝が行われた。第2シードのロジャー・フェデラーは第5シードのスタン・ワウリンカを6-4、6-3、6-1で下し、全米オープンでは6年ぶりの決勝進出を果たした。
フェデラーは第1セット序盤、いきなりSABR((sneak attack by Roger)でワウリンカの出鼻を挫き、試合の主導権を握る。サーブを前に出てリターンし、そのままネットプレーにつなげる。話題の戦術に会場も沸いた。
スイス勢対決を制しての決勝進出に、「今日のフェデラーは強かったな」「フェデラー決勝とかまじか!! よっしゃぁあ!」「フェデラー、全英でジョコビッチに負けた後、全ての試合で1セットも落としてないんだって!」「今のフェデラーは誰にも負けない気がする…ジョコとどんな試合になるか楽しみ」「フェデラーの優勝が見たい、切実に」などの声が寄せられている。
決勝の相手は第1シードのノバク・ジョコビッチに決まった。ふたりの通算成績はフェデラーの21勝20敗。
《岩藤健》
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