【プロ野球】巨人が白熱のシーソーゲームを制す、同点打の阿部「それにしも、すごい試合」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【プロ野球】巨人が白熱のシーソーゲームを制す、同点打の阿部「それにしも、すごい試合」

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野球 イメージ(c)Getty Images
  • 野球 イメージ(c)Getty Images
9月4日に横浜スタジアムで行われたDeNA対巨人の試合は、終盤まで二転三転もつれる展開を制した巨人が、8-7で勝利した。DeNAはほぼ手中に収めかけていた白星を逃した。

試合は初回から互いに点を取り合う激しい展開となる。巨人は2-3で迎えた三回に阿部慎之助が13号2ランで逆転、中盤にも2点を追加し6-3とリードを広げた。

対するDeNAは八回、スコット・マシソンからアーロム・バルディリスがソロホームランを打ち、追い上げムードを作る。その流れに乗ってDeNAは二死からランナーふたりを出した。左の梶谷隆幸を打席に迎えたところで、巨人は左腕の山口鉄也をマウンドに上げる。だが左対左を苦にしない梶谷は、初球から思い切って振り抜き逆転の3ランホームランが生まれた。

7-6とDeNA1点リードに変わった九回。中畑清監督はクローザーの山崎康晃をマウンドに送った。その山崎だが先頭の堂上剛裕に二塁打を打たれると、代走の鈴木尚広を坂本勇人がバントで三塁へ送り、阿部が同点の適時打。

一死一塁と変わった場面で山崎に代え三上朋也がマウンドに上がる。三上は亀井善行を打ち取るが、続く大田泰示はエラーで出塁、村田修一が勝ち越しの適時打を放った。

チームを2度救った阿部は試合後「それにしも、すごい試合だったな」と激闘を制した余韻に浸っていた。

最後まで目が離せない展開を制したチームに、「慎之介はやっぱり慎之介!ここぞのときは頼りになる」「やっぱり慎之助が打たないとチームが乗らない」「シーズンの一番大事な場面で結果を出す村田選手はさすが」「8回裏のとき...本当に危ないでしたね...でも9回表で阿部選手と村田選手のタイムリーヒットはナイスバッティングでした!」などの声が寄せられている。

同日の試合で4位広島が敗れたため、3位巨人との差は4ゲームに開いた。このままクライマックスシリーズ進出を決められるか。
《岩藤健》

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