8月28日に東京ドームでは巨人対中日が行われ、中日打線を7回5安打、無失点に抑えた高木勇人の活躍もあり巨人が7-0で勝利している。巨人は連敗を5でストップ、高木にも1ヶ月ぶりの勝ちがついた。
高木は初回に亀澤恭平の三塁打でピンチを背負うも、後続を抑え先制点は与えない。一方の中日先発ドリュー・ネイラーも三回まで巨人打線を無安打に抑え、試合は1点を争う投手戦の様相を呈す。
だが四回、巨人は先頭の立岡宗一郎がヒットで出塁すると、3連打で1点を先制した。その後もネイラーは相手の勢いを止められず、村田修一の9号3ランなどもあり、この回だけで6点を失った。
緊迫した試合を壊してしまったネイラーは、「2ストライクに追い込んでから、しっかり投げ込むことができなかった」と話し、決め球が甘くなって打たれたことに肩を落とした。
一方の高木は毎回のようにヒットを打たれたものの、ホームは踏ませなかった。
好投しながら援護なく勝ち星から遠ざかっていた高木の8勝目にファンは、「今夜は久々の得点に、モヤモヤが解消されました!」「高木くん、無失点勝利おめでとう!」「毎回こうやって先発陣を援護してあげてください」「やっと好投が報われたな」など、ルーキーの奮闘ぶりを称えた。
チームも連敗を止め、同日の試合で4位広島が敗れたため、ゲーム差は再び2.5に開いた。
《岩藤健》
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