テニスの全米オープン男子シングルス1回戦が8月31日に行われ、第4シードの錦織圭はブノワ・ペールに4-6、6-3、6-4、6-7、4-6で敗れ初戦で姿を消した。
初戦の緊張からか硬さが見られた序盤の錦織。第1セット第2ゲームでブレークポイントを握るも生かせず、逆に第3ゲームでブレークされセットを落としてしまう。
ペールの曲者ぶりに手を焼く錦織だったが、第2セットは相手のミスを誘発するプレーで奪い返す。続く第3セットも連取した。勝負の分かれ目になった第4セットは、互いにサービスキープを続けタイブレークにもつれ込む。
錦織は6-4で先にマッチポイントを握るが、ペールに2本続けてはね返されてしまう。寸前まで行った勝利が遠のくと「かなり引きずってしまった」錦織は、第5セットも落とし敗れた。
全米オープン初戦敗退という結果に「やっぱり初戦は難しいなー。第四シードだったから期待が大きかったこともプレッシャーだったのかな?」「錦織ダメだったか!でも優勝できるポテンシャルはあるから来シーズン期待!」「勝負の世界は何があるかわからないっすよね」「こういうところ落とすか落とさないかが上位との壁なんだと思う」「どうも落ち着いてない感じだった。らしくないミスも目だった」などの声が寄せられている。
錦織は昨年の大会で準優勝し1200ポイント得ていたが、大会後ほぼすべて失効する。
《岩藤健》
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