8月29日に行われたプレミアリーグ第4節、マンチェスター・シティはホームにワトフォードを迎え、2-0で勝利した。リバプールから獲得したラヒーム・スターリングが、シティでのプレミア初ゴールを決めている。
開幕から3戦3勝、いまだ1失点も許していないシティ。絶好調の優勝候補に対し、昇格組のワトフォードは前半から防戦一方。シティはゴール前に鍵をかけて閉じこもる相手に対し、隙間を見つけてはパスをつなぎこじ開けようとする。
GKの好セーブもあり前半は0-0で終えたワトフォードだったが、後半開始からわずか2分、サイドからのクロスにスターリングが合わせて先制点を奪った。シティは後半11分にフェルナンジーニョが追加点を奪う。
危なげない展開で連勝を続けるシティ。マヌエル・ペジェグリーニ監督は、チームの安定感ある戦いぶりを喜んだ。
「この試合もこれまでの3試合と、まったく同じように戦うことができた。非常に安定感のあるチームだ。4試合とも異なる相手だったが、それぞれ対応方法を見つけられた。今日の前半は相手のいい守備で、あまりチャンスを作れなかった。それがあるからこそワトフォードは、これまで3試合に引き分けてこれた。その意味で非常に満足している」
同日に行われた試合で昨シーズン王者チェルシーが、ホームでクリスタル・パレスに敗れたことについても語った。
「チェルシーに何が起きたかだけを考えているわけではない。強豪チームとの差を開くのは重要だが、シーズンはまだ始まったばかりだ。まだ4試合しか戦っていない」
《岩藤健》
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