
フィギュアスケートの世界ジュニア選手権は5日(日本時間6日)、エストニア・タリンで女子ショートプログラム(SP)が行われ、17歳・島田麻央が71.90点をマークし、首位発進。年齢制限でミラノ・コルティナ五輪には参加できなかったが、ジュニア世代無敵の女王が、史上初の4連覇へ向けてその実力を改めて見せつけた。2位には69.77点の岡万佑子 がつけ、岡田芽依は53.70点の24位となっている。
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■ジャンプは「練習通りに跳べた」
島田は冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を決めると、3回転ループ、3回転ルッツ―3回転トウループの連続ジャンプも鮮やかに着氷。「Get Happy」と「Sing Sing Sing」というアップテンポな曲調に合わせ、軽快なスピン、ステップを披露。フィニッシュも決まり、笑顔でガッツポーズを見せた。
ただ1人70点台となる71.90点を獲得し、観客を魅了した島田。ISU公式サイトを通じて、「とても大きなプレッシャーがあって、すごく緊張もしましたが、今季ここまでで一番いい演技だったと思います。練習してきた通りにジャンプを跳ぶことができましたし、笑顔を絶やさずに演技することもできました」と語った。
ただ、スコアについては「自分が期待していたほどではありませんでした。プロトコルを確認したら、ステップシークエンスがレベル3でした。たぶんそれが理由だったのだと思います」と悔しさもにじませた。
■次回五輪で「注目すべき10人」
島田はミラノ・コルティナ五輪で銅メダルを獲得した中井亜美と同じ17歳。ただ、五輪の場合、前年6月30日までに17歳になっている必要があるという年齢制限があり、10月が誕生日の島田は五輪への参加資格を得られなかった。
ただ、今回の五輪出場は叶わなかったものの、3回転アクセルや4回転など高難度のジャンプを跳び、ジュニア世代では無敵を誇る逸材。4年後は日本のエースとして期待されており、『olympics.com』も先日、「次回五輪で注目すべき新星10人」の中に島田の名前を挙げていた。
フリーに向けては「4回目の優勝をしなければと、自分にそれほどプレッシャーをかけているわけではありません。むしろ、いい演技をしたいという気持ちのほうが強いです」と語った。
同い年の中井から刺激を受けたと語った島田。来季からのシニア参戦を前に4連覇という偉業に挑む。
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