ヤクルトは8月29日、甲子園球場で阪神と対戦。両チーム合わせて計20安打を記録した打撃戦は、ヤクルトが終盤の猛攻で阪神を突き放し、8-4で勝利した。
ヤクルトは初回に先制するも、その裏にすぐさま同点とされ、6回裏には藤井彰人捕手に適時打を打たれて阪神に勝ち越された。しかし8回表、打率でリーグ首位を走る川端慎吾内野手の適時打で同点とすると、続く山田哲人内野手も適時打を放つなどこの回だけで一挙5得点。さらに9回表には、山田に今季第33号の本塁打が飛び出してリードを広げた。
阪神は、先発のメッセンジャー投手が7回まで好投を見せるも、8回に突如乱れてヤクルト打線につかまった。
この結果を受けて、「川端と山田の打たれたら負ける。でも、山田は本当に手がつけられないな」「メッセンジャーがいきなり崩れた。今日は勝ちゲームだと思ったのに」「阪神も点を取れる時に取っておかないとこうなる」「ヤクルトもなかなか阪神に独走を許さないね」など、ファンからはさまざまな声が寄せられていた。
この試合に勝利した2位ヤクルトは、首位阪神とのゲーム差を2としている。
《浜田哲男》
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