8月28日に甲子園で行われた阪神対ヤクルト戦は、藤浪晋太郎が今シーズン3度目の完封を見せ、阪神が9-0で勝利した。藤浪は中日の大野雄大に並びリーグトップタイの11勝目をマーク。
藤浪がヤクルト打線を力でねじ伏せた。初回に山田哲人を打席に迎えると、スライダーを1球見送られたあと154キロ、155キロ、156キロと直球を3連投、追い込んでから変化球を振らせる。その後も最速157キロのストレートと、カットボールを軸に長打は許さなかった。
ヤクルトは藤浪の前に手も足も出ず散発の3安打で敗れた。
文句のつけようがない投球に辛口の阪神ファンも「藤浪選手を拝んで寝ます。頑張れタイガース!」「最高だった!まだまだこれから虎旋風起こさないと!」「ナイスピッチング!ナイスゲーム!!」「さすがエース頼りになるな!」「さすが甲子園の申し子、最高です!!」など絶賛の嵐だった。
投球内容について藤浪は「真っ直ぐも変化球もバランスが良かった」と話し、和田豊監督は「今日は晋太郎に尽きる」と手放しで称賛した。
《岩藤健》
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