陸上の世界選手権は8月24日に女子100メートル決勝が行われ、ジャマイカのシェリー=アン・フレーザー=プライスが10秒76で優勝した。
五輪連覇、世界選手権では前回2013年のモスクワ大会で100メートル、200メートル、4×100mリレーの短距離3冠を達成している女王フレーザー=プライス。
スタートで勢いよく飛び出すと60メートル過ぎからは独走、ひとり旅で最後は右手を突き上げながらゴールした。
影も踏ませなかった3連覇に、「フレーザープライス速すぎい。シパーズの後半もえぐかった」「フレーザープライスやっぱ強ええ」「フレーザープライス強すぎるなこれは」「フレーザープライスかっこよすぎた! 二位のシパーズはまだまだ速くなりそうで楽しみ」「女子の100mはフレーザープライスか! やっぱり圧倒的すぎる」など驚きの声が挙がっている。
2位にはスタートで出遅れたが、後半の加速でフレーザー=プライスを追い上げたオランダのダフネ・シパーズが入った。シパーズは2014年に200メートルで22秒03のシーズン世界最高記録を出しており、今シーズンも7月に22秒09で走っている。
200メートルも目が離せないレースになりそうだ。
《岩藤健》
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