8月22日に中国・北京で開幕した世界陸上。国際陸上競技連盟(IAAF)のラミーヌ・ディアック会長は、世界陸上は今年最大のスポーツイベントになるだろうと語った。
「世界陸上は今年の世界最大のスポーツイベントになるだろう。史上最多の207ヶ国が参加する。他の大会を含めても史上最多だと思う。男子1042名と女子889名の計1931名のアスリートが争う。9日間の大会は世界の200以上の国と地域に中継される。我々は大会の開始を心待ちにしている。特に100メートルと200メートルでのウサイン・ボルトの王座防衛が楽しみだ」
会見では大会規模を強調し、世界的に関心の高いイベントであることを繰り返したディアック会長。だが、世間の目はどうしてもドーピング問題に集まってしまう。
そうした見方をウサイン・ボルト選手は「悲しいこと」と話し、先日の会長選で次期IAAF会長に選出されたセバスチャン・コー氏は、会見でドーピングへの厳格な姿勢を示した。
世界陸上2015は男子マラソンから幕を開け、さっそく熱戦が繰り広げられている。
《岩藤健》
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