【ブンデスリーガ】ドルトムントCEO、金満プレミアに苦言「イングランドは今後50年W杯で優勝できない」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ブンデスリーガ】ドルトムントCEO、金満プレミアに苦言「イングランドは今後50年W杯で優勝できない」

スポーツ 短信
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ(c)Getty Images
  • ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ(c)Getty Images
  • サッカー ゴール イメージ(c)Getty Images
ドルトムントのハンス=ヨアヒム・ヴァツケCEOは、潤沢な資金を背景に各国リーグの有力選手を集めるプレミアリーグのやり方に対し、自国の代表に悪影響を与えるものだと意見した。

リーグ開幕後も移籍市場で活発に動き続けるプレミアのクラブたち。ヨーロッパ中のビッグネームや有力株を買い漁る勢いだが、ヴァツケCEOは「投資額が成功を決めるわけではない」と否定的だ。

「ドルトムントの最近5年間の成功と、マンチェスター・シティの投資額を比べれば、大金を投じることはチャンスを広げこそすれ、成功を保証しないと分かるはずだ」

また、こうしたやり方を続けると自国の若手が育たず、ワールドカップの優勝からも遠ざかると話した。

「私が言いたいのは、外国人選手を多く迎えることは、イノベーションの可能性を狭め、若手育成の怠慢につながるということだ。最近ではユリアン・ヴァイグルが我々の若手育成の好例だ。イングランドではこうしたことは、もはや起こらない。今後50年イングランドがワールドカップを制することはない」

《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top