バイエルン・ミュンヘンのトーマス・ミュラーを獲得するため、マンチェスター・ユナイテッドが110億円を超える巨額のオファー用意していると報道されたが、バイエルンの首脳陣は「ミュラーに値段はついてない」と売却を否定した。
チームメイトのアリエン・ロッベンは、一般論としてビッグクラブに興味を持ってもらえることは、選手にとって嬉しいことだと語る。
「まずミュラーがそれほどのオファーを受けたというのが、事実なのかどうかも分からない。だが一般的に選手にとって、ビッグクラブに関心を持たれるのは嬉しいことだ。僕らも人間だし感情があるからね。僕はここが大好きだけど、他のビッグクラブが関心を持ってくれるのはいつも嬉しい。光栄なことだと感じられる」
一方で「そういうオファーを受ければ嬉しいが、だから退団するとは限らない。選手たちはここが気に入っている。バイエルンは世界最大のクラブのひとつだ」と話し、移籍となれば別な問題だとした。
ミュラー本人はドイツのテレビで高騰する移籍金の額に苦言を呈し、サッカー界全体がおかしくなっていると話した。
《岩藤健》
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