【ツール・ド・フランス15】第12ステージ、ロドリゲスが超級頂上ゴールを制し今大会2勝目 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【ツール・ド・フランス15】第12ステージ、ロドリゲスが超級頂上ゴールを制し今大会2勝目

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2015年ツール・ド・フランス第12ステージ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が優勝
  • 2015年ツール・ド・フランス第12ステージ、ホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が優勝
2015年ツール・ド・フランス、7月16日の第12ステージはラヌムザン~プラトー・ド・ベイユ間の195km。ピレネー3連戦最終日は、スペインのホアキン・ロドリゲス(カチューシャ)が超級山岳頂上ゴールで逃げ切り、今大会ステージ2勝目を飾った。

多くの峠越えが待ち受けるこの日、20km地点の中間スプリントをアンドレ・グライペル(ロット・スーダル)が制した後、大量22人の逃げが形成される。

残り76km、この逃げ集団からロード世界王者ミカル・クビアトコウスキー(エティックス・クイックステップ)ら3人がアタック。追走の選手たちも、いくつかの集団に分裂する。一方、メイン集団は約12分後方でチームスカイがコントロールする。

最後の超級山岳プラトー・ド・ベイユのふもとでは、選手たちの頭上から激しい雨が襲いかかる。この上りで単独先頭に立ったクビアトコウスキーだが、残り7.5kmで追走集団から飛び出したロドリゲスがかわしていく。

ロドリゲスはそのままライバルとの差を広げ、第3ステージのミュール・ド・ユイに続く今大会2勝目、ツール通算3度目のステージ優勝を飾った。2位は1分12秒差でヤコブ・フグルサング(アスタナ)、3位は1分49秒差でロマン・バルデ(AG2R)が続いた。

メイン集団では、最後のプラトー・ド・ベイユの上りで総合上位勢の争いが勃発。アルベルト・コンタドール(ティンコフ・サクソ)、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)、アレハンドロ・バルベルデとナイロ・キンタナ(モビスター)らが代わる代わるアタックするが、マイヨジョーヌのクリストファー・フルームとチームメイトのゲラント・トーマス(チームスカイ)がすべて封じ込める。

最終的に総合6位コンタドールまでは順位に変動なく、フルームがマイヨジョーヌを守ってピレネーを後にすることになった。
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