サンフランシスコ・ジャイアンツは7月5日、敵地でワシントン・ナショナルズと対戦し3-1で敗れた。連敗は6に伸び7月いまだ未勝利が続く。
4月のスタートダッシュ失敗から5月は持ち直したかに見えたジャイアンツ。だが6月に再び12勝14敗と負け越し、7月は白星なし。思うようにいかない近況がストレスになってか、ブルース・ボウチー監督もイライラ気味。
五回に先発のライアン・ボーグルソン投手がストライクゾーンをめぐり、主審に不満を示して退場になると、抗議に出てきたボウチー監督も続けざまに退場を宣告された。その後チームはナショナルズに2点を奪われ敗れている。
6連敗でナ・リーグ西地区のライバル、ロサンゼルス・ドジャースに4ゲーム差をつけられたジャイアンツ。この連敗にファンは、「正直に言って落ち込んでる」「やはりキャッチャーはスサックより、ポージーにすべきだ」「ダイヤモンドバックスが1.5ゲーム差まで迫ってるぞ」など、地区優勝どころかワイルドカードも厳しいと危機感を持っている。
故障者が多くベストメンバーがそろわないジャイアンツ。昨年のチャンピオンチームは息を吹き返せるか。
《岩藤健》
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