【MLB】元阪神のボーグルソンが好投、ジャイアンツがリーグチャンピオンシップ進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【MLB】元阪神のボーグルソンが好投、ジャイアンツがリーグチャンピオンシップ進出

スポーツ 短信
メジャーリーグは日本時間10月8日、リーグチャンピオンシップに進む最後のチームを決めるため、ジャイアンツとナショナルズが戦った。

ジャイアンツが2勝1敗で本拠地AT&Tパークにナショナルズを迎えた第4戦は、粘るナショナルズを振り切りジャイアンツが3-2で競り勝った。ジャイアンツのリーグチャンピオンシップ進出は、ワールドチャンピオンとなった2012年以来。

ジャイアンツの先発は2007年から2009年まで阪神タイガース、オリックス・バファローズに在籍していたボーグルソン。レギュラーシーズンでは8勝13敗と負け越し、これがポストシーズン初登板だった。

ボーグルソンは5回にハーパーのタイムリーツーベースヒットで1点を失うも、5回2/3を投げ2安打1失点の好投だった。

試合は2-1とジャイアンツがリードして迎えた7回。5回に反撃のタイムリーツーベースを放ったハーパーが打席に入る。ジャイアンツのマウンドは3番手・ストリックランド。

完璧に捉えた打球は左打者不利と言われるAT&Tパークの逆風も、高いフェンスも越え場外の海に落ちる特大ホームラン。終盤で同点に追いつく。

これで勢いがついたかに見えたナショナルズ。しかし続く7回裏。マウンドには新人のバレット。1アウト満塁のピンチで迎えるは5番・サンドバル。

大舞台での登板にボールが手につかなかったか、バレットは大きく外れるワイルドピッチ。キャッチャーがボールを拾う間に3塁ランナー突っ込み、まさかの形で勝ち越しを許してしまう。

バレットは次の打者にもワイルドピッチを出したが、今度はホームでタッチアウトにした。

再び勝ち越したジャイアンツは最後までリードを守り抜き、リーグチャンピオンシップ進出を本拠地で決めた。

これでナショナル・リーグはドジャース、ナショナルズが敗れたことになる。下馬評が高かったチームの敗戦に、なにが起こるか分からないポストシーズンの難しさを改めてファンも感じた。

「やっぱりポストシーズンは何があるか分からんな」
「下馬評は圧倒的にナショナルズの中よく頑張ったと思うわ」
「俺が地区シリーズ突破すると予想してチームが全て敗退してる」
「てことで俺の予想もこれにて全滅」

ここ数年ナショナル・リーグの優勝はカージナルスとジャイアンツが分け合っており、そろそろ両チームを倒す存在の登場も期待されたが、今年は2チームの直接対決となった。
《岩藤健》

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