【全英オープン15】得意のサーブが決まったラオニッチ、3回戦に進出 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全英オープン15】得意のサーブが決まったラオニッチ、3回戦に進出

スポーツ 短信
ミロシュ・ラオニッチ(2015年7月1日)(c)Getty Images
  • ミロシュ・ラオニッチ(2015年7月1日)(c)Getty Images
テニスの全英オープン男子シングルスは7月1日に2回戦が行われ、ミロシュ・ラオニッチがトミー・ハースを6-0、6-2、6-7、7-6で下し3回戦に進んだ。

37歳のハースは1回戦の勝利で大会最年長記録を更新した。2002年には世界ランク2位も記録しており、ツアー・プロとしては最古参の選手。対するラオニッチは上り調子の24歳。対称的なふたりの対戦となった。

試合はラオニッチが得意の強烈なサービスで主導権を握る。球足が速くビッグサーバーに有利とされる芝コートで、その威力が十二分に発揮された。第3セットでは時速145マイル(約233キロ)を計測。これは2010年のテーラー・デント(148マイル)、2004年のアンディ・ロディック(146マイル)に次ぐ、ウィンブルドン史上3番目のスピード記録だ。

2回戦を勝ち上がったラオニッチにテニスファンは、「やっぱりビッグサーバーはハマると手がつけられないね。ジョコビッチやマレーがハースの立場でも同じような展開になったかもしれない」「こんなの誰が返せるんだ。ウィンブルドンを50年見てきたが、こういうときの試合はつまらない」「この調子でキリオスも粉砕してくれ!」「キリオスとの試合は相当タフなものになるな」などの声が寄せられている。

昨年はベスト4まで進んでいるラオニッチ。今年は当然その上を狙っている。

Milos Raonic fires third-fastest Wimbledon serve to defeat Tommy Haas & set a re-match with Nick Kyrgios.Can the Canadian defeat the Aussie for a 2nd year in a row?

Posted by ATP World Tour on 2015年7月1日
《岩藤健》

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