エース対決となったシングルス第1試合。地元の声援を背にベスト8入り決めたいラオニッチと、負ければチームの敗退が決まる錦織の試合は、互いに一歩も退かない激しいものとなった。
ラオニッチは世界屈指のビッグサーバー。錦織は狙いをセカンドサーブに絞り、確実にプレッシャーをかけていく。先にセットを落としても気持ちは切らさず、むしろ試合が進むほど動きがよくなっていった。
セットカウント2-2で迎えた最終セットは、疲れからかラオニッチのサービスが精度を欠き、錦織が一気に前へ出てリターンする。ラオニッチも食い下がるが、最後はメンタルの勝負だったという錦織。強い気持ちで追いすがる相手を突き放した。
錦織の勝利にファンからは、「よくやった錦織!」「やってくれると思ってた」「錦織選手ラオニッチに勝ったんはやっぱすごい」「さすがエース」といった賞賛や労いの言葉が寄せられている。
#CANJPN 5th rubber in Vancouver! Nishikori levels the tie up defeating Raonic 36 63 64 26 64! Who are you supporting? pic.twitter.com/lF20nNWUnu
Davis Cup (@DavisCup) March 8, 2015