メキシコで開催されている男子テニスツアー、アビエルト・メキシカーノ・テルセルは大会3日目、錦織圭がシングルス2回戦でルー・イェンシュンを6-1、6-3で破り、ベスト8に進出した。
初戦の勝利でツアー通算200勝を達成した錦織。調子はメンフィスの時よりも上がっているようだ。
錦織は第1セット、2度のブレークを奪い幸先よくスタートする。続く第2セットでも第3ゲームで早くもブレーク。しかしグランドスラム8強入りの経験もあるルーは、粘りを見せ第4ゲームすぐさまブレークバックする。
第6ゲームもルーはブレークチャンスを迎えたが、ここは錦織が踏ん張りキープした。すると第7ゲームで錦織はブレークに成功し、残るゲームも連取した錦織がセットカウント2-0のストレート、わずか59分で勝利した。
第1シードの錦織には優勝の期待が掛かる。そのためファンからは「風の影響かストロークが乱れていたけどそれでもストレートで疲れる前に勝ててよかった」「今日はスロースタートじゃなくてよかった」と、体力を温存して勝ち上がれたのは今後に繋がるという声が多い。
メンフィス・オープンで大会3連覇を成し遂げた錦織。「連続V…あるかもよ」「今回も優勝期待してます」とファンは期待する。
《岩藤健》
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