男子テニスツアーのメンフィス・オープンは現地15日、決勝戦が行われ錦織圭は6-4、6-4でケビン・アンダーソンを下し、見事大会史上初となる3連覇を達成した。
決勝へ勝ち上がるまでの試合すべてファーストセットダウンからの逆転勝利。準決勝では左足を気にする素振りも見せたが、決勝では今大会一のパフォーマンスを見せた。
第2シードのアンダーソンも得意のサービスで錦織を苦しめた。12個のエースを奪い試合を作る。錦織はセカンドサーブのリターンから徐々に自分のリズムにしていく。
準決勝まで高めに浮いていたドロップショットも、決勝では良いコースに決まっていた。フットワークも軽く何度も厳しいコースを角度つけて返す。
第2セット第10ゲームは40-0で王手を掛けながら、連続でポイントを落としアンダーソンに追いつかれる。しかし最後はアンダーソンの返球がアウトとなり、錦織が自身初・大会初の3連覇を決めた
《岩藤健》
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