【全日本ロード 第4戦】ヤマハ中須賀が3連勝、雨まじりの耐久レースを制す | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全日本ロード 第4戦】ヤマハ中須賀が3連勝、雨まじりの耐久レースを制す

スポーツ 短信
中須賀克行(ヤマハ)
  • 中須賀克行(ヤマハ)
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  • 全日本ロードレース第4戦 SUGOスーパーバイク120マイル耐久レース
全日本ロードレース第4戦 SUGOスーパーバイク120マイル耐久レースが6月28日、スポーツランドSUGOで開催され、JSB1000クラスで中須賀克行(ヤマハ)が優勝を飾った。

120マイル=52周のレースは、ル・マン式スタートで始まったが、中須賀はやや出遅れて、加賀山就臣(スズキ)に次ぐ2番手で第1コーナーに進入する。そして加賀山がオープニングラップを制するが、2周目の第1コーナーで中須賀が首位を奪取。この2周目から中須賀はラップタイムを1分27秒台に上げると、2周目に2番手に上がった高橋巧(ホンダ)を徐々に引き離しにかかり、5周目にその差は1秒1にまで広がった。

しかし、6周目頃から雨が降り始め、8周目に高橋がSPコーナーで転倒。さらに9周目の第4コーナーでは津田拓也(スズキ)、山口辰也(ホンダ)、柳川明(カワサキ)が転倒してしまう。

降り続く雨の中、中須賀はドライ用タイヤで慎重なライディングに徹すると、14周目には秋吉耕佑(ホンダ)にトップの座を明け渡してしまう。しかし、中須賀は秋吉に離されることなく走り続けると、その後は徐々に天気が回復して路面もドライへと変化。そして20周目、秋吉をパスして再びトップに立った中須賀は、連続して好タイムを記録し続け、ルーティンのピットインの際には2番手に27秒の大差をつけていた。

上位陣がルーティンのピットワークを終えたとき、トップに立っていたのは中須賀で、その後はコースコンディションが変化することもなく中須賀は独走で3連勝のチェッカーを受けた。

■全日本ロードレース第4戦 JSB1000クラス
1位:中須賀克行(ヤマハ)
2位:浦本修充(ホンダ)
3位:野左根航汰/藤田拓哉(ヤマハ)
4位:ジョシュ・フック(ホンダ)
5位:秋吉耕佑/渡辺一馬(ホンダ)
6位:加賀山就臣(スズキ)

■ポイントスタンディング
1位:中須賀克行(ヤマハ)97P
2位:高橋巧(ホンダ)67P
3位:渡辺一樹(カワサキ)59P
4位:ジョシュ・フック(ホンダ)58P
5位:津田拓也(スズキ)57P
6位:野左根航汰(ヤマハ)56P
《纐纈敏也@DAYS@レスポンス》

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