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レブロン・ジェームズ
終わってみれば44得点というハイスコアをたたき出しましたが、ベンチポイントはたったの9点、しかもJ・R・スミスの前半のスリーポイントシュート3本に沈みました。チームとして機能しきれなかったことが、敗戦につながったと言えます。
それを受けての第2戦はカイリー・アービングの欠場を受けてスタメンとなったマシュー・デラヴェドバに積極的にゲームをつくらせるなど、レブロンは第1戦とは違う戦い方を見せます。イマン・シャンパートも1対1を積極的に仕掛けるなど、レブロンから始まらないオフェンスが見られるようになりました。
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イマン・シャンパート
レブロンのアシストも第1戦に比べて伸び、アービングを欠きつつもチームとしての機能は高まりました。その中でレブロンもトリプルダブルの活躍を見せ、圧倒的な存在感を見せつけています。
第1戦はウォリアーズの攻撃力に対抗するためか、序盤からレブロンがエンジン全開で真っ向勝負を挑みますが、34-9というベンチポイントの差に如実に表れているとおり、チーム力の差が出てキャバリアーズは敗戦しました。
【ウォリアーズ対キャバリアーズのプレイオフファイナル 続く】