フランスの2015年クリテリウム・デュ・ドーフィネ、6月10日の第4ステージはアネロン・ポルト・ド・ドローマルデーシュ~シストロン間の228km。フランスのナセル・ブアニ(コフィディス)が、ゴールスプリントで今大会2勝目を挙げた。
この日は、今大会最長の228km。スタート後3kmで、マルティン・ケイゼル(ロットNLジャンボ)、トシュ・バンデルサンデ(ロット・スーダル)の逃げが成立。40km地点で最大8分05秒のリードを開き、その後も5~6分差で逃げ続ける。
メイン集団はBMCレーシング、コフィディスがコントロールし、後半にはMTNクベカ、エティックス・クイックステップも追走に協力。先頭では残り13kmの4級山岳で、ケイゼルが飛び出し単独となる。
メイン集団からはシリル・ゴチエ(ヨーロッパカー)らがアタックし、残り8kmでティム・ウェレンス(ロット・スーダル)が先頭のケイゼルに合流。その後、単独先頭に立つ。その後方では、ウィルコ・ケルデルマン(ロットNLジャンボ)、ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)、ビンチェンツォ・ニーバリ(アスタナ)が追走を仕掛けている。
ウェレンスはラスト2.5kmで吸収されるが、今度は同じロット・スーダルのトニー・ガロパンがラスト1km手前でアタック。しかし、ブアニのチームメイトで唯一残っていたジュリアン・シモンがガロパンを捕まえ、最後はブアニがスプリントで第2ステージに続くステージ優勝をつかんだ。2位はヨナス・バンヘネヒトン(IAM)、3位はルカ・メスゲツ(ジャイアント・アルペシン)。
ブアニはポイント賞のグリーンジャージもキープ。総合首位のイエロージャージはローハン・デニスが守っている。
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