ツール・ド・ルクセンブルク、6月7日の最終第4ステージで、ベルギーのショーン・デビエ(ロット・スーダル)がプロ初勝利を獲得した。
スタート直後、11人の逃げが飛び出し、デビエもその中に入る。終盤のルクセンブルク・シティの周回コースで逃げは分裂するが、この中から5人が逃げ切ってデビエがステージ優勝をつかんだ。
今大会でロット・スーダルはエーススプリンターのアンドレ・グライペルも2勝を挙げ、計3勝を獲得。総合優勝は、第2ステージを制したリーナス・ゲルデマン(カルトエナジー)が手に入れた。
23歳のデビエは事前にこのステージを試走しており、この日は逃げ集団の中で遅れても何度も追い付き、粘りの走りでつかんだ勝利を喜んだ。
「この最終ステージスタート前から調子はよかったし、逃げが生き残ると考えていた。最初の上りで僕たちは飛び出した。みんな総合では大きく遅れていたから、十分なリードを手に入れたんだ」
「最後の上りで僕は遅れたけど、最終ストレートの手前で再び他の選手に追いついた。僕のスピードのおかげで、彼らをコーナーの立ち上がりで簡単に抜けたんだ。プロ初勝利はいい気分だ。シーズン中にチャンスは何度かあるけど、こういうかたちになって最高だね」
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