テニスの全仏オープン女子シングルスは5月27日に2回戦が行われ、奈良くるみは第13シードのルーシー・サファロバに2-6、0-6のストレート負け。わずか58分で完敗し、初の3回戦進出はならなかった。
奈良は第1セット第4ゲームから、サファロバの強烈なサーブを攻略できず、11ゲーム連続で落として一気に逆転勝ちを許してしまう。最速173キロのサーブに、レシーブでのポイント獲得率は22%。警戒はしていたが止められなかった。
奈良くるみのコメント
「左利きのサーブなのでワイドをケアしないといけないという気持ちで臨んではいたが、今日はリターンゲームでうまくポイントを作れなかった。しぶとく返しロングラリーに持ち込まなければならないところを、うまくボールが返らずラリーに持ち込めなかったことで、自分のリズムが作れなかった」
「今日は自分に変化をつける思い切りもなかったですし、ただ最後まで同じペースでやられてしまった。そこはしっかりと反省をしないといけない点だと思います」
「苦しんだクレーコートシーズンで、グランドスラム1勝できたことは嬉しいが、今日のような試合をしてしまったことは残念」
【やわらかスポーツCYCLE】
《岩藤健》
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