【全仏オープン15】グランドスラム第2戦が開幕、錦織は「過去最高の状態」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【全仏オープン15】グランドスラム第2戦が開幕、錦織は「過去最高の状態」

スポーツ 短信
全仏オープン2014年覇者のラファエル・ナダル(c)Getty Images
  • 全仏オープン2014年覇者のラファエル・ナダル(c)Getty Images
  • 全仏オープン2014年覇者のラファエル・ナダル(c)Getty Images
いよいよテニスのグランドスラム第2戦「全仏オープン」が、5月24日から開幕する。日本勢では男子の錦織圭にグランドスラム初制覇の期待がかかる。

怪我を抱えながら出場した昨年は初戦で敗れた錦織。だが今年は「心身ともに過去最高」のコンディションで、本番を迎えられた。

「ここに来るのをとても楽しみにしていた。感覚はとても良く、開幕へ準備はできている。今年のクレーはバルセロナで連覇、マドリードとローマでもなかなかだった。良いプレーができるよう願っている。大きな自信と肉体的にも最高だという感覚を持って臨むのは、これが初めてだと思う。素晴らしい1週間になるだろう」

今大会のドローはノバク・ジョコビッチ、アンディ・マレー、ラファエル・ナダルが反対側の山に固まった。ビッグ4との戦いは、互いに勝ち上がれば、準決勝でロジャー・フェデラーと顔を合わせる。

この組み合わせにマレーは「厳しいね」と率直な感想を口にした。

「この組み合わせをどうとらえるかは見る人次第だが、ラファやノバクと同じ山に入ったから厳しいものだね。ダビド・フェレールやジョン・イスナーもいる。簡単な組み合わせではないよ」

また、2012年のウィンブルドン以来となるグランドスラム制覇に燃えるフェデラーは、今年の調子はとても良いとローラン・ギャロスでの戦いに自信を見せた。

「シーズン序盤から本当に良かったから、自分のプレーレベルに満足している。集中しているのはその点だけだ。優勝する力はあると思う。危険な日もあるだろうけど、ここでのプレーコンディションに従って自分のテニスを適応させていくだけだ。この大会で優勝したいと思っている選手が沢山いるのは知っているが、組み合わせは関係ない」

《岩藤健》

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