現地2月28日に行われた男子テニスツアー、ドバイ選手権は第2シードのロジャー・フェデラーが、第1シードのノバク・ジョコビッチを6-3、7-5で破り、2年連続7度目の優勝を達成した。
全豪オープンでのショッキングな敗戦から心配する声もあったフェデラーの調子。だが元王者はプレーで周囲の雑音を黙らせた。強烈なサービスでジョコビッチ相手に12本のエースを決め、現王者を寄せ付けない貫禄のストレート勝ち。今大会1セットも落とすことなく終わらせた。
同大会7度目の優勝にフェデラーは「本当に信じられないね。少しクレイジーにも聞こえる。ウィンブルドンやハレ(ゲリー・ウェバー・オープン)と並んで嬉しいよ」と語った。
8月には34歳となるフェデラーだが、これでシングルス通算84回目の優勝。打倒ジョコビッチの一番手は、未だこの男で間違いない。
《岩藤健》
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