ナポリ(イタリア)は5月14日、アウェーでドニプロ・ドニプロペトロウシク(ウクライナ)と対戦し、0-1で敗れた。2戦合計スコアでも1-2とされ、26季ぶりの決勝進出はならなかった。
決定機は作りながらフィニッシュに至らなかったナポリ。ラファエル・ベニテス監督は、試合後の会見で「全員が今日は残念に思っている」と語った。
「得点して流れを変えるチャンスはあった。相手の得点の仕方を考えると、さらに残念に思う。だがもう何も変えようがない。チャンスを逃し、多くのミスも犯した」
また注目される自身の去就については、「この結果で何かが変わることはない。会長とは今週か来週に話をすることになると思う。どうなるかはその後だ」とした。
ヨーロッパリーグで優勝し、来季のチャンピオンズリーグ出場権を獲得する夢は破れた。ナポリが来季チャンピオンズリーグへ出場するためには、セリエAで3位以内に入らなければらない。
ナポリは残り3試合で2位ローマと勝ち点4差、3位ラツィオには3差で肉薄している。残り試合すべて勝ちライバルの結果を待ちたいところだが、ベニテス監督は10日のパルマ戦後、暴言を吐いたとして次節チェゼーナ戦はベンチ入りを禁止されている。
大事な試合に指揮官不在で挑むナポリ。最終節のラツィオ戦に望みをつなぐためにも負けられない。
《岩藤健》
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