【セリエA】最下位パルマが首位ユベントスから大金星! | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【セリエA】最下位パルマが首位ユベントスから大金星!

スポーツ 短信
【セリエA】パルマ対ユベントス(2015年4月11日)
  • 【セリエA】パルマ対ユベントス(2015年4月11日)
  • ホセ・マウリ(2015年4月11日)
  • 【セリエA】パルマ対ユベントス(2015年4月11日)
  • 【セリエA】パルマ対ユベントス(2015年4月11日)
  • 【セリエA】パルマ対ユベントス(2015年4月11日)
セリエA第30節が4月11日に行われ、最下位パルマが首位ユべントスと対戦し、1-0で勝利する大波乱を起こした。今季リーグ戦わずか1敗だったユベントスに、2014年10月29日のジェノア戦以来となる黒星をつけた。

14日に本拠地で行われる欧州チャンピオンズリーグ準々決勝を見据え、この試合は主力を多く休ませ臨んだユベントス。だが試合は後半15分、右サイドでパスを受けたイシャク・ベルフォディルが中央へ折り返し、長い距離を後ろから走ってきたホセ・マウリが左足で決めパルマが先制した。

前半から試合を支配しながら点が奪えなかったユベントス。その後も最後までパルマのゴールをこじ開けられず、まさかの敗北を喫することになった。

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「シーズン中には単純に良くない試合もある」と語った。

「今日はもっと注意していれば、少なくとも勝ち点1を獲得できたはずだ。敗戦はいつも痛いものだ。いつも言っているが、負けるなら引き分けのほうがいい」

敗因については、後半にミスが多すぎたと分析した。

「まずはパルマを賞賛すべきだろう。前半はいい調子だったが、後半には何度もミスを犯し、たびたびカウンターを許した。難しく重要な試合だったので残念に思う。パルマはここ最近、いい結果を出している」

勝って優勝に向け大きく前進したかったと話すアッレグリ監督。だが2位ローマがトリノと引き分けたため3位転落、2位に浮上したラツィオは8連勝中と絶好調だが勝ち点で12離れている。優勝は秒読み段階と言っていいだろう。

勝ったパルマは財政難、会長の逮捕など今シーズンいい話題がなかった。2003年に起きた親会社パルマラットの破産が、ケチのつき始めか。このまま新オーナーが見つからなければ、来季は4部から再出発になる。残り試合は少ないが、力強いプレーで存在をアピールしていきたい。

《岩藤健》

編集部おすすめの記事

page top