敗れれば29年ぶりとなるリーグ戦4連敗のミラン。対する相手は2位ローマ。シーズン終盤の失速で早々にユベントスの優勝を許したが、最近は2連勝と復調気配が見えていた。
本田は前半13分に相手GKに阻まれたが、枠をとらえる惜しいボレーシュートを見せた。その後も相手ゴールに攻め込む。決定的な働きは前半39分に生まれた。味方が高い位置でボールを奪うと、パスを受けた本田が右サイドをドリブルで駆け上がり、最後は右足で中央に送る。これをマルコ・ファン・ヒンケルが決め、ミランが先制した。
それまで味方のフォローがないこともあり、横や後ろへのパスが多く、消極的な姿勢も見られた本田。だが、この1プレーから、縦に速くゴールを目指す動きが増える。
本田は後半14分にも右サイドからドリブルで仕掛け、1対1で相手を振り切ると右足でクロス。マッティア・デストロのゴールをアシストした。
攻撃では連携を欠き、守備は立っているだけで相手にプレッシャーを与えられない。見ているほうがやきもきする試合を続けていたミラン。久しぶりの快勝に「ミランとはこういうチームです」「ローマに勝てるなんて嬉しい」「ローマに勝てるなんて露ほども思ってなかった!!」「今日ミランを勝たせたのは間違いなく本田」など、ファンからは驚きと喜びの声が聞かれる。
Get the new jersey http://bit.ly/1EYd8Kh
Posted by A.C. Milan on 2015年5月9日