4月22日開催のベルギーのクラシックレース、2015年フレッシュ・ワロンヌ。フランスの新鋭ジュリアン・アラフィリップ(エティックス・クイックステップ)が、初出場ながら2位表彰台を獲得する活躍を見せた。
最大勾配26%のゴールの丘、ユイの壁で集団の人数が絞られる中、アラフィリップは前方に位置取りし、最後のスプリントでアレハンドロ・バルベルデ(モビスター)に続く2位に入った。
「もちろん2位は敗北だけど、僕にとっては最高のパフォーマンスだ。フレッシュ・ワロンヌは初めてなんだ。ここに来たことはなかったし、ユイの壁を上ったこともなかった。もちろん驚いたよ」
「僕の目的は、ユイの壁の前にミカル・クビアトコウスキーが前方に上がるのをアシストすることだった。でも、僕はいつの間にかいいポジションにいたし、脚は絶好調だった。だから、監督に全力で勝利を狙えと言われたんだ」
「最初は優勝争いできるとは思わなかったから、最後の瞬間は誰にも注意を払わなかった。バルベルデが出たのが見えて、彼が僕の前でフィニッシュするだろうとわかったよ。バルベルデやアルバジーニ(オリカ・グリーンエッジ)のようなすばらしい選手の横に並べて最高だった。大好きなこれらのレースで、いつか勝てるように成長したい」
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