ベルギーのクラシックレース、4月22日開催の2015年フレッシュ・ワロンヌ。オランダのロベルト・ヘーシンク(ロットNLジャンボ)がヒザ痛から復帰し、約2カ月ぶりのレースとして参戦する。
ヘーシンクは2010年ツール・ド・フランスで総合4位に入ったトップ選手だが、今年は練習中にヒザを痛め、戦線離脱。今回が2月のポルトガルのアルガルベ一周以来のレースとなる。
ロットNLジャンボのメライン・ゼーマン監督は、「ロベルトの復帰はうれしいことだ。彼はレース距離を稼ぐことになるだろう。彼の2015年はすでに始まっているが、水曜日に本格的にシーズンが開幕するんだ」と期待を寄せている。
なお、エースを務めるのはウィルコ・ケルデルマンとポール・マルテンスのふたりだ。先週は体調を崩していたケルデルマンだが、19日のアムステルゴールドレースでは終盤にアタックをしかけるなど、積極的なレースを見せた。
ケルデルマンは、「アムステルは予想以上によかった。終盤は調子もよかったし、アタックもできた。今年はツール・ド・フランスのステージゴール地点がユイの壁だから、フレッシュ・ワロンヌを走るのも好都合だ。僕はあのエリアで何度かトレーニングしてきたけど、レースはつねに違うよね」と見通しを語っている。
●2015年フレッシュ・ワロンヌ ロットNLジャンボ出場メンバー
ローレンス・テンダム(オランダ)
ロベルト・ヘーシンク(オランダ)
ウィルコ・ケルデルマン(オランダ)
トム・レーゼル(オランダ)
ニック・ファンデルライク(オランダ)
ベルトヤン・リンデマン(オランダ)
ポール・マルテンス(ドイツ)
マイク・テウニセン(オランダ)
《》
page top