歩いて十分(じっぷん)ほどで抜けられる、程よい大きさの公園であるから、登山前の準備体操には十分(じゅうぶん)である。道しるべや地図も親切に設置されているので、公園から浅間山を始めとする閑居山など他の千代田アルプスの山までの行方(ゆきかた)はわかりやすく、目指す山の行方(ゆくえ)がわからなくなることもない。何分(なにぶん)、万年初心者ハイカーな筆者でも、何分(なんぷん)も道に迷うことなく歩くことができた。
先にある浅間山の頂上では、対面(といめん)に筑波山や宝篋山らの筑波連峰とご対面(たいめん)。ここからの筑波山はなかなかの見物(みもの)で、ベンチもあるからゆっくりと見物(けんぶつ)できる。
などと、思わず異訓同字の言葉遊びをしたくなってしまうのも、浅間山(あさまやま)にはない三石森林公園~浅間山(せんげんやま)コースの魅力である。
《久米成佳》
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