ベルギーのワンデーレース、2015年スヘルデプライスが4月8日にアントワープ~スホーテン間の200kmで開催。この春絶好調、ノルウェーのアレクサンドル・クリストフ(カチューシャ)が再び無敵の強さを見せ、ゴールスプリントで今季11勝目を挙げた。
今年第103回を迎えるフランドル地方最古のレース、スヘルデプライス。この日は7人の逃げ集団が粘りを見せ、ラスト2kmでも1分以上のタイム差を築いていた。
カチューシャは終始メイン集団をコントロールし、ギリギリで逃げを捕まえた後もクリストフを完璧なポジションへと運んでいく。そのとき、集団半ばで大落車が発生。多くの選手が地面に叩き付けられるが、クリストフたちはその前方で難を逃れる。
クリストフは他の選手の警戒をかいくぐり、辛抱強く待って完璧なタイミングでスプリントを開始。2位以下にバイク1台の差をつけて、先日のツール・デ・フランドルに続く勝利を飾った。2位はエドワルド・テウンス(トップスポートフラーンデレン)、3位にはヤウヘニー・ウタロビッチ(ブルターニュセシュ)が入った。
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