4月2日に行われたクリーブランド・キャバリアーズ対マイアミ・ヒート戦は、レブロン・ジェームズが23得点を決める活躍でキャバリアーズが114-88で勝利した。この試合でレブロンはパトリック・ユーイングを抜き、通算得点記録で歴代20位となった。
昨シーズンまで所属したヒートを相手に、レブロンが大暴れした。積極的なプレーで第1クォーター早々に節目の得点を奪うと、その後もゴールだけでなくアシストを決め、ヒートのディフェンスを翻弄する。
大差負けしたヒートだが、さらに頭が痛いのはドウェイン・ウェイドの負傷交代だ。第2クォーター途中、ドリブルから振り向きざまのシュート体勢に入ったウェイドは、右足が滑り左ヒザをコートに打ち付けてしまう。
ウェイドはプレー続行不可能となり、そのまま退場した。幸いにも軽い打撲ですぐに復帰できるとのことだが、近年ヒザの調子が悪いウェイドの途中交代に肝を冷やすファンも多かった。
開幕直後はもたついたキャバリアーズだが、現在は東カンファレンス中部地区1位。このまま最後まで走りたい。一方のヒートは南東部地区で3位。勝率も5割を切っており、黄金期のチームが解体したところからの再出発は苦戦が続く。
《岩藤健》
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