現地14日、ニューヨークではNBAのオールスター前夜祭が開かれ、スター選手たちが大勢の前で様々な技能を競った。
今年はゴールデンステート・ウォリアーズのステファン・カリーが、歴代最高得点となる27ポイントで3ポイントコンテストを制するなど見所が多かった。しかしなんと言ってもバスケットボールの華といえば、迫力満点の豪快なダンク。
若い選手たちにより争われたダンクコンテスト。制したのはミネソタ・ティンバーウルブスのザック・ラビーンだった。マイケル・ジョーダン出演の映画『スペース・ジャム』を見てバスケットボール始めたという19歳は、予選では劇中でジョーダンが着ていたのと同じユニフォームで試技を行った。
彼が見せたのは左手で持ったボールを素速く股の下で右手に持ち替え、豪快に叩き付けるダンクシュート。その滞空時間とスピードに会場がどよめく。目にも留まらぬとはこのことかという速さでダンクが決まった。
予選2本を唯一満点で揃えると、決勝でも圧倒的なパフォーマンスで見事優勝を果たした。
ファンからは「ヴィンス以来の衝撃」「新世代のダンク王」「予選1本目で優勝だと思った」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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